不動産登記(ふどうさんとうき)とは、会社や個人にとって大切な財産である土地や建物(いわゆる不動産)に関し、所在(どこにあるのか)や面積のほか、所有者の住所や氏名などを公の帳簿(登記簿といいます)に記載し、これを一般公開することをいいます。
不動産に関する情報を一般公開することにより、不動産に関する権利関係などの状況が誰にでもわかるようにし、取引の安全と円滑をはかる役割をはたしています(参照にした情報:不動産登記法第1条、法務省ホームページ-不動産登記のABC「http://www.moj.go.jp/MINJI/minji02.html」など参照)。
なお、不動産登記は法務局のほか、最近ではインターネットを利用して閲覧することができます。
例題解説
(問題)
以下の設問に正か誤を答えなさい。
不動産登記とは、不動産に関し、その所在や面積のほか、所有者の住所や氏名などを公の帳簿(登記簿)に記載する制度をいいます。なお、登記簿に記載された情報は個人のプライバシーにかかわる事項であることから非公開となっています(当サイトの独自問題)。
(解説・解答)
不動産登記は不動産に関する情報を一般公開し、不動産に関する取引の安全と円滑を図ることを目的としていますので、登記簿に記載された情報は一般公開されています。
解答:誤