所得税の仕組み

所得税の計算は誰がするのか(申告納税方式と賦課課税方式)

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個人の所得(収入)に係る所得税はどのように計算するのでしょうか?
ある日突然に税務署が計算した税額が記載された税金の請求書が届くのでしょうか?

日本では所得税の計算については、収入などをもとに納税者が納税額を自分で計算してそれを税務署に申告(確定申告)し、納付するという方法が取られています。このような方法は申告納税方式と呼ばれています。

いっぽう、個人住民税などは上記所得税の確定申告などの情報をもとに市役所などで各人の税額を算定し、その算定した税額を各人に通知する方式がとられています。このような方法は賦課課税方式と呼ばれる方法です。

税金の計算方法
申告納税方式 自分の納める税金を自分で計算し、税務署へ申告する方法。

所得税法人税消費税相続税贈与税など

賦課課税方式 市役所などの行政機関が税金を算定し、納税者へ納める税額を通知する方法。

住民税(個人)固定資産税など

(参考にした情報:国税庁HP-4.申告納税制度「https://www.nta.go.jp/about/introduction/torikumi/report/2005/04.htm」)

例題解説

以下の設問に正か誤を答えなさい。

(問題)
所得税や消費税は納税者が自らの売上高などを税務署に申告(確定申告)をし、税務署がその売上高などをもとに納付すべき税額を計算してそれを納税者に通知する方式がとられている(2018年5月学科試験問31-(3)を参考に当サイトで作成した問題です)。

(解説・解答)
所得税・消費税の計算は、納税者自らが納付すべき税額までを計算し納付する方式(申告納税方式)が採られています。

解答:誤

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