贈与と法律

停止条件付贈与とは(条件の付いた贈与)

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1.停止条件付贈与とは

停止条件付贈与とは、いわゆる条件付の贈与(より具体的には一定の条件が満たされたときに効果が発生する贈与契約)をいいます。
停止条件付贈与の例としてよく挙げられる例としては「大学に合格したら、10万円をあげる」というような約束があります。
これは「大学に合格する」という一定の条件を満たせば「10万円」をあげるということを約したものであり、停止条件(贈与の効果が発生するのをこの条件が満たされるまで停止されることになりますので贈与を停止している条件、すなわち停止条件と覚えてください)のついた贈与、すなわち停止条件付贈与となります。

2.停止条件付贈与の効力の発生

上記のような停止条件付贈与は、条件を満たしたときに贈与の効力が発生します。したがって上記の「大学に合格したら10万円をあげる」というような約束の場合は、大学に合格した時に10万円贈与の効果が発生しますので、もし贈与税の課税対象となるような場合には大学合格時を基準に課税時期を判断することになります。
(参考にした情報:国税庁ホームページ、タックスアンサー「No.4402 贈与税がかかる場合」https://www.nta.go.jp/m/taxanswer/4402_qa.htm)

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