株式投資

株主の権利(かぶぬしのけんり)の基礎

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株式会社の発行する株式を保有するものを株主といいます。
株主は会社のオーナーであり、会社に対して保有している株式数に応じて権利を行使することができます

株主の権利として代表的なものは以下の3つです。

株主の権利
議決権
(経営参加権)
株式会社の最高意思決定機関は株主総会です。株主はこの株主総会に参加し、会社の重要な事項の決定(取締役の選解任・会社の重要事項に関する決定から会社の解散など)などの議決に参加することできます。
利益配当請求権 会社の稼いだ利益から配当金などのカタチで分配を受けることができます。
残余財産分配請求権権 もし会社が解散した場合、残った財産について分配を受けることができます。

株主は保有している株式の数に応じて上記のような権利がみとめられます。
なお株式の数に応じてとは保有している株式数が多いほど、多くの権利が認められることを意味します(2,000株保有する株主は1,000株しか保有しない株式に比べて2倍の権利がみとめられます)。

例題解説

以下の設問に正か誤を答えなさい。

株主の権利には、経営参加権・利益配当請求権・残余財産分配請求権などがあり、原則として保有している株式数に応じて平等の扱いを受ける。

(解答)

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