株式を買いたい、あるいは株式を売りたい場合は証券会社に「株を買ってほしい」「株を売ってほしい」と注文を出すことになりますが、株の売買の注文方法には指値(さしね)注文と呼ばれる方法と、成行(なりゆき)注文と呼ばれる方法とがあります。
指値注文 | あらかじめ値段を指定したうえでだす売買の注文を指値注文といいます。
たとえば「A社の株を100円で買ってほしい」という注文はあらかじめ値段を指定したうえでの注文ですので指値注文となります。 |
成行注文 | 一方、成行注文は値段を指定しないでだす注文をいいます。
たとえば「B社の株をすぐに売ってほしい」という注文は値段の指定をしないで出した注文ですので成行注文となります。 |
指値注文と成行注文とではあらかじめ売買価格を指定しているかどうかでことなります。
注文者の置かれた状況に応じてこれらの注文をうまく使い分けていくことが重要となります。
例題解説
以下の設問に正か誤を答えなさい。
(問題)
株の売買注文のうち、売買の価格を指定した注文を成行注文という。
(解説・解答)
あらかじめ売買の価格を指定して行う注文は指値注文といいます。
解答:誤